置き場所を考えて上手に栽培しましょう

 

シャコバサボテンを上手に育てて可憐な花を楽しむためには、環境づくり=置き場所がとてもたいせつです。

 

「春・室内から室外へ出す時期」=3月/下旬には冬眠からそろそろ目ざめる時期ですが、まだ寒い日もあります。3月いっぱいは室内の明るい場所において様子をみましょう。4月/最低気温が12℃以上になる中旬から屋外へ出します。屋外の置き場所は半日陰。日光をまんべんなく株にあてるため、鉢が1週間で1回転するように。5月/4月と同様に管理します。

 

室内栽培の場合、高温に注意してください。「夏・涼しい場所に置く時期」=6月/真夏の直射日光があたらない場所に鉢を置きます。また梅雨どきほか雨にも注意。過湿が根腐れの原因になってしまいます。

 

7月/涼しい室内に移動させるのがベターです。クーラーの冷気が直接あたらない、涼しく明るい場所を選びましょう。8月/7月と同様に管理。シャコバサボテンの栽培では、春秋は遮光率30%、夏は50%がよいとされます。

 

「秋・室内への搬入」=9月/落雷の危険度が高いため、この時期に購入した着蕾(ちゃくらい)株はできるかぎり涼しい室内へ置きます。ツボミが大きくなり開花しはじめたら場所を動かしてもOKですが、基本的に涼しい場所へ。